THE BAWDIES

ツアー移動中の事故で、今日のAX公演も延期となってしまいました。
ROYくんとTAXMANの2人がステージに立って挨拶してくれました。
会場には普段のライブと思えるような人の数。
開演時間の19時ほぼぴったりに2人がいつもの姿で現れる。ちょっとほっとした。
でもライブとは違う表情。今日のライブを4人ともすごく楽しみにしていたけど、このような形になって申し訳ない、と。ギリギリまでどうするか話し合ったけれど、100%を見せられないとのことで延期の判断となった、とのこと。
ROYくん、「生きててよかったな、と本当に思います」と言ってた。正直、「死ぬかもしれない」って思ったそうだ。
だから、事故も結構な事故だったのだろうな、、と思いました。皆の前に立って話ができて、楽器が弾けて、歌えてよかったって。
事故のせいで、絆は深まって、4人でまたステージに立って120%、いや200%のライブをお見せしますだそうです。そういう気持ちが4人から溢れんばかりですとのこと。この何日か前に、事故後ようやく4人で会えたそうですが、あわや涙するところだったとか。。この4人集まるとやっぱり最高だと再認識したそうです。
2人ともライブとは勝手が異なるので「慣れませんねー」って。w「早く何かください」ってスタッフに伝えて楽器とイスが。
「やっぱり音楽で伝えたい」ということでアコースティックで2曲(I'm In Love With You/HOTDOG)
HOTDOGはJIMとMARCYにも届くように、と前置きあり。回復には水分とカルシウムと肉(だったっけ)が要るらしいので。笑
どちらもアコースティックなので手拍子で会場もこたえる。
1曲終わったとき、会場からのたくさんの拍手で2人とも目を合わせて笑ってた。なんかそれにすごくグッときたんだよ。。
お客さんの拍手がほんとに暖かくて。私も届くように、いつも以上に気持ちをこめて拍手した。
ROYくん唄ってる途中で涙ぬぐってた。見ちゃったよ。
なんかでもほんとに、みんな生きてて良かったって思いました。2人どころか私もだいぶ涙目でした。
「いつもはお客さんに見送られる側なので、今日は僕らが見送らせてもらいます」とステージを降りたかと思えば…
会場を出るお客さん1人1人との握手が待ってました(涙
他の会場でやってたらしいという話は知っていたけど、東京は規模がでかいからないだろうなと思ってたよ…どんだけ優しいんだい、どんだけ愛に溢れてる人らなんだい!!と思いつつ…いざご本人が見えたらド緊張(苦笑)
「ツギノライブタノシミニシテマス」って2人に全く同じことをカチコチになりながら伝えました。。
2人ともありがとうございますって言ってくれました。ホントにやさしいなぁ。。

生きてるだけでいかに幸せなのか。改めて、BAWDIESが教えてくれました。
奇遇にも、今日はわたしが生まれた日。大事なことに気付いた日。
そしてTHE BAWDIESがもっと好きになった日。ほんとにいいバンドだって思い直した日。

来月の振替公演、本当に楽しみにしてます。