3/20 People In The Box "『Sky Mouth』Release One-man Tour"@SHIBUYA-AX

あー、残響はずるい。
どれもこれも中毒性が高すぎて、危険。だからはまってしまうんだよー…!!
あーもう、本当来てよかった。
前回のゴーストアップルツアーぶりのピープル。そういえばあの時のステージが、ぐさりと刺さりすぎて。今日のチケットを取ったんだった。SkyMouthも聴いたし、もちろん好きなのに変わりはなかったんだけど、ライブ前は実はそれほどわくわくしてなかった。ワンマンってのはわかってたけど、そうかツアーファイナルだったんだ、てくらい。
でもね。またしてもやられたよ。
ゆっくりと暗くなるステージ。SEが流れる。
波多野氏が詩を朗読。「ありがとう」と一言言って、演奏がはじまる。
1曲目は「生物学」からの、「天使の胃袋」。
音源でもぞくっとしたそれが、生だともう鳥肌ものでした。っていうかさっそく泣かされました。その繋ぎからの天使の胃袋がかっこよすぎて涙出た…。
4曲目、新曲だとばっかり思っていたら、スプリットに入っているのですね。「見えない警察のための」これもまたかっこよかった。サビがエモい。この変拍子はやっぱりくせになる。
ゴーストアップルはまた全曲やってた、振り返ったら。
どれも好きなんだけど、特に好きなのが月曜日の「ようこそここは舞台で〜」のボーカルだけのところ、やっぱり鳥肌たつ。あと火曜日の間奏の轟音と、土曜日のメロディも好きだな。
今回金曜日の途中で、「一度だけ」になり、こうやってつなぐのかーと思ってたらまた金曜日にもどりました。その繋ぎも鳥肌もので、一度ステージが真っ暗に。でドラムのカウントでもとに戻る…っていう。これ、すごく印象的で圧巻でした。文字で表すの難しい…。(文才がなさすぎてへこんでいます)
アンコールの冷血と作法も、CDよりずっとずっと迫力があって感動。Wアンコのときのは新曲だったのか。なるほど。それから、ラストのヨーロッパ、本当よかった。語りかけるような歌詞も、「君の胸騒ぎが本当になるといいな」と叫ぶところも、すばらしかった。鬼気迫るものを感じた。またしても鳥肌。
MCは、3人とも喋ってたー。大吾マンがガンガンしゃべるってわけでもないようです。波多野氏も結構喋ってました。
「みんな、物好きだね」って最初の方に言ってた。「今日はみんなの顔がよく見えるけど、みんなそれぞれいろんな顔してて、それぞれの楽しみ方で観てくれてるってのがすごい伝わってきて嬉しいです」
あとハタノ氏でガツーンときてしまったのが「ほんと変な人たち。ありがとう。友達とかに変わってるねーって言われるでしょう?…でも、People In The Boxは、君たちのこと裏切らないから」
なんかこの一言…またグサッときてしまった。ハタノ氏こういうこと言うんだなー。意外でもあり、でもそのせいで嬉しくもあり。

大吾マンのMCはホントに面白いwwなんか笑ってしまうんだよ、「俺が喋ると何で笑いが起こるんだ」って言ってたけど、面白いからだよwあのMCでちょっとほぐされてまた曲に集中できる。メリハリ。ギャップって魅力ですね。
「ゴーストアップルヒーハーー!」っての爆笑でした。みんなにやらせてたしww「2階席も全員やらせるからな!!」って。ただ今日で封印らしいです。
あと…福井くんにMC振る所も爆笑。「荒んだ世の中…人々は癒しを求める…そんな皆様に癒しの時間を…ベース・福井健太による…"MC"」(本番前にやめてって言ったのに言われたと福井くん)そしてさらにハタノ氏にいじられる福井くん。空港の安全検査でひっかかる福井くん。そんな感じでした(どんな感じだ)

とにもかくにも、またグサっと突き刺さるライブを目撃してしまった。本当に、よかった。また行きたい。

ライブ後、最初の朗読の詩が書いてあるはがきサイズの紙もらいました。壁にはりたい。今日の思い出。
はあ、感謝の言葉しかないと言っていたけど、こちらこそありがとうしかないです。

01.生物学
02.天使の胃袋
03.水曜日
04.見えない警察のための
05.月曜日
06.火曜日
07.6月の空を照らす
08.犬猫芝居
09.木曜日
10.She Hates December
11.ブリキの夜明け
12.土曜日
13.サイレン
14.始まりの国
15.金曜日(途中で「一度だけ」になり、また「金曜日」に戻った)
16.ペーパートリップ
17.日曜日

EN01.失業クイーン
EN02.冷血と作法

EN03.新曲
EN04.完璧な庭
EN05.ヨーロッパ